蓮見喜一郎博士ががんのウィルス説に着想して開発された「ハスミワクチン」というワクチンを使う免疫療法です。蓮見博士はガンの原因はウイルスだという仮説を立て、ハスミワクチンを臨床現場で応用してきました。
がんワクチンにはいくつか種類がありますが、主に「膜抗原型」「ペプチド型」「遺伝子型」の3つに分かれます。蓮見ワクチンは「膜抗原型」で、がん細胞から採取した膜を抗原にする方法です。
胃・肺・肝臓など各部位ごとにがん細胞を採取して部位別のがんワクチンを作ります。
各臓器はガンの抗原が似ているため、肝臓ガンの患者には肝臓用のワクチンを投与します。