NK細胞（ナチュラルキラー細胞）は、その名の通り がん細胞やウイルスに感染した細胞などに対して強い殺傷能力を備えた免疫細胞です。このNK細胞をがん治療に利用したのがNK細胞療法です。
NK細胞療法は、がんを攻撃してくれる体内の免疫細胞を使って治療を行っていく免疫療法のひとつで、免疫療法の歴史の中では第3世代（1980年代～）に位置します。患者様の免疫力を底上げしてがんを退治していこうとするもので、 手術後の再発予防などに期待されています。