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東京ミッドタウン先端医療研究所 がん治療チーム

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お知らせ



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【重要】10/1より、消費税増税に伴う料金改定のお知らせ

2019年09月06日
2019年10月1日(火)より、消費税法の一部改正により消費税率が10%に改定されます。この改定に伴い、当施設の診療費(治療・診察・検査・相談料等)を、下記の通り変更いたします。 ・2019年9月30日(月)までの診療実施分:税率8% ・2019年10月1日(火)以降の診療実施分:税率10% なお、WEBサイトやパンフレット等で、旧税率(8%)での表記がなされている場合もございますが、10月1日以降の診療実施分につきましては、新税率(10%)を適用させていただきます。 ご理解のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。 ※※ ご注意ください ※※ 事前に10月以降の治療等をご予約された場合や、9月30日までのご予約が10月以降に延期された場合についても、診療実施日を基準とし、新税率(10%)でのお取り扱いとさせていただきます。差額のご請求が発生する場合もございますので、予めご了承ください。
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【がん免疫療法をご検討の方へ】治療提供機関の厚生労働省への届出有無をご確認ください

2019年05月01日
再生医療(がん免疫療法等)の提供には、再生医療等安全性確保法※の定めにより、厚生労働省への届出が義務付けられています。 がん免疫療法をご検討の際は、治療提供機関の届出の有無を必ずご確認ください。 提供機関は、下記より確認できます。 ■厚生労働省HP「届出された再生医療等提供計画の一覧」 https://saiseiiryo.mhlw.go.jp/published_plan/index/1/3 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000150624.pdf (当施設掲載ページ:P10 番号564-566)--> ■当施設の再生医療等提供計画の届出 再生医療名称 計画番号 悪性腫瘍に対する樹状細胞ワクチン療法 PC3150637 活性化リンパ球療法 PC3150639 悪性腫瘍に対する高活性ナチュラルキラー細胞療法 PC3150635 細胞培養加工施設 施設番号 ・東京ミッドタウン皮膚科形成外科ノアージュ ・東京ミッドタウンクリニック 先端医療研究所 CPC FC3150488 認定再生医療等委員会の名称 認定番号 九州トリニティ認定再生医療等委員会(第三種) NB7180002 ※再生医療等の安全性の確保等に関する法律について(平成25年 法律第85号) http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000079192.pdf http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000064591.pdf
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免疫療法に関する記事について

2018年11月28日
免疫療法全般について、批判的なご意見が雑誌等において掲載されることがあり、患者様からご質問を頂戴することがございますので、ここに当施設の見解を述べさせていただきます。 まず最初に、当施設ではマスメディアからのご取材に対して可能な限り回答をさせていただく方針でおりますので、皆様方には当施設に関する記事がお目に留まる機会があるかと思いますが、患者様に対し納得がいかれるまで説明をさせていただきます。 免疫療法はあくまでもエビデンス(科学的根拠)を示すデータを蓄積段階の治療法です。有効性データの開示に関しましては、これは免疫療法に限りませんが、治療効果はがん種、ステージ、患者様の余病や年齢等によって大きく違って参ります。従いまして、そういった点を抜きにしてデータを示すことは極めて不正確で不誠実であると考えております。 例えばある特定のがん種で、同じステージで、かつ症状や患者様の年齢等の条件が似た症例がそれぞれ十分な数が集まって初めて、それを皆様に正しくご理解いただける形でご提示することが可能になると思います。そのために、当施設でもデータの蓄積を丁寧に行っております。 当施設では、当施設の医師が厳選した治療をご提供していますがそれはエビデンス蓄積段階の治療であるという旨を必ず患者様にお伝えし、また、手術や放射線治療、化学療法などエビデンスが構築されている標準治療を受けることができる患者様には、まずは主治医の先生のもとで標準治療を受けていただくようにお伝えしています。 「免疫療法の現状」と「標準治療が優先」という大前提がきちんと患者様に伝えられるべきという点において、多くの記事で紹介されているご意見と同一の見解を当施設も持っております。 しかしながら、標準治療に加えて「出来ることを積極的に取り入れたい」「もう治療法がない」「緩和ケアしかないと言われた」と悩んでいる患者様が多くいらっしゃるのも事実です。症状の進んだ再発・転移がんの方は標準治療だけでは治療法がなくなりがちです。当施設ではそのようながん患者様に対し、当施設の医師が厳選した種類のがん免疫療法やプレシジョンメディシンのための遺伝子検査の選択肢をご提案しております。 また、患者様お一人お一人にとって最適な治療を受けられることが何より大切と考えておりますので、他の医療機関で提供されている治療の効果が見込めると思われる患者様にはその旨お伝えし、ご希望があればご紹介をしています。 がんの免疫療法等、再生医療の提供には、法律で厚生労働省への届出が義務付けられています。当施設も届出を行い、治療結果の報告を定期的に行っております。厚生労働省のホームページから届出をしている医療機関を確認していただくことが可能です。 免疫療法をご検討されている患者様には、「エビデンス構築段階」「標準治療優先」等がきちんと伝えられ、正しい情報をもとに治療法についてご判断いただけるよう誠実な説明を行うことが医療機関としての務めと考えております。その上で、「もう治療法がない」とお悩みの患者様にとって、選択肢の一つとしての役割を果たすことを願っております。
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10/27「あきらめないがんセミナー」にて、当施設がん診療部長 島袋医師が講演を行いました

2018年10月31日
2018年10月27日(土)、フクラシア八重洲(東京都中央区)にて「あきらめないがんセミナー」を開催。当施設がん診療部長の島袋誠守医師と東京放射線クリニック院長の柏原賢一医師が、がん患者様とご家族を対象に講演しました。 東京放射線クリニック院長 柏原 賢一(かしはら けんいち)医師 柏原医師は東京放射線クリニックで注力している高精度放射線治療の特徴をご紹介しました。がん治療は、まず手術が治療法の第一選択肢となりがちですが、SBRT(体幹部定位放射線治療)やIMRT(強度変調放射線治療)等の高精度な放射線治療によってできることについて詳しく解説しました。 増感剤を併用し放射線の感受性を高める乳がんへの治療や、少数転移(オリゴメタスタシス)に対し放射線を照射する治療法なども紹介されました。 また、放射線のアブスコバル効果についても取り上げ、免疫力により放射線を当てていない腫瘍にまでも効果が及ぶケースがあることを説明。放射線治療と免疫療法を併用することで意図的に発現を狙う治療も示しました。 新しい治療法が発見されるとマスコミが大々的に取り上げるが、マスコミの情報に左右されるのではなく、数多くあるがん治療法について情報収集し自分で治療法を選択することが大切であることをお話しました。 がん診療部長 島袋誠守 医師 島袋医師は「がん治療における免疫療法の役割」をテーマに話しました。セミナーの冒頭では、がん免疫療法は現在多くの機関で研究が進められているが現段階で免疫療法単独での治癒は困難であると強調。免疫療法にはどのような種類があり、どのような効果が期待されるのかについて詳しく話しました。 外科医としてがん治療全般に携わる中で、手術をしても再発転移する患者様が少なくないことに着目。より多くの患者様を助けたいという思いで免疫療法を志した島袋医師。体に元々備わっている免疫力を向上させることで、外科療法(手術)・化学療法・放射線療法との相乗効果が期待できると示しました。 また、「(医師に)言われるがまま治療をする時代ではない」と説明。数多くあるがんの治療方法を自ら集め吟味すること、分からないことを分からないままにしないよう説明。加えて医師から的確な診察を受けるためには、質問内容を事前に準備し、医師に具体的に質問をしたり要望を伝えることの重要さを強調しました。 会場の様子 当セミナーには80名近くの方にご参加いただきました。 ご用意しておりましたお席はほぼ満席で、大変ご盛況なセミナーとなりました。 セミナー終了後には個別相談の時間を設け、時間の許す限り対応させていただき、大変充実したセミナーとなりました。
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6/9「あきらめないがんセミナー」にて、当施設がん診療部長 島袋医師が講演を行いました

2018年06月20日
2018年6月9日(土)、富士ソフトアキバプラザ(東京:秋葉原)にて「あきらめないがんセミナー」を開催。当施設がん診療部長の島袋誠守医師と東京放射線クリニック院長の柏原賢一医師が、がん患者様とご家族を対象に講演しました。 東京放射線クリニック院長 柏原 賢一(かしはら けんいち)医師 柏原医師は「がん治療と放射線 ~新たな展開~」をテーマに、標準治療として行われる放射線治療の特徴を詳しく説明した上で、あまり認知されていない自由診療による放射線治療について話しました。 同クリニックが注力している高精度放射線治療を用いて、多発転移に対する治療を行った例や、5cmを超える大きな腫瘍に対して放射線増感剤を併用した治療など、「多すぎる」「大きすぎる」がんに対する放射線治療について、実際の症例画像をスライドに映しながら示しました。 また、放射線を当てていない腫瘍にまで効果がおよぶ現象、アブスコパル効果※についても言及。 同クリニックで経験した症例を元に紹介し、放射線治療と免疫療法を併用することでアブスコパル効果を意図的に発現させる治療など、新しい可能性を示しました。 ※がんが複数ある場合、その一つに放射線治療を行ってしばらくすると、放射線照射をしていないがんまで縮小するという現象が起きることがあります。この現象は「アブスコパル(遠くに狙いを定める)効果」と呼ばれています。 がん診療部長 島袋誠守 医師 島袋医師は「がん治療と免疫」をテーマに、がんと闘う上での免疫の役割について説明し、がん免疫療法にはどのような種類があり、どのような効果が期待されるのか、また副作用はあるのか等について丁寧に話しました。 外科医として25年以上消化器外科・一般外科でがん治療全般に関わってきた島袋医師。「ひとつの要素を取り除けばがんにならないということはない。使える武器(治療法)はすべて使うことが大事」と説明し、日進月歩のがん医療においては、今を乗り越えることで次への期待が高まること、がんは手強い敵だからこそ使える武器はすべて使い総力戦で挑むこと、免疫療法がその武器のひとつになり得ることを強調しました。 また、がんには個性があり、一人ひとりに合わせたがん治療が重要であることにも触れ、昨今研究が進められている遺伝子(ゲノム)検査について言及。同施設で行っている、血液からがんの遺伝子情報を解析し、遺伝子情報を元に治療効果が期待できる薬(分子標的薬)を診断する検査、「リキッド・バイオプシー」も紹介し、大変充実した内容となりました。 会場の様子 最高気温30℃を超える真夏日にも関わらず、当セミナーには50名強の方にご参加いただきました。 講演終了後の質疑応答では何人もの方が挙手され、ご自身やご家族の病状についての質問に、両名医師が丁寧にお応えしました。 その場で各クリニックの医療相談に申込みされる方も多数いらっしゃり、大変有意義なセミナーとなりました。
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