2024年12月26日 |
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2024年11月30日(土)、メドピア株式会社にて「第3回 日本臨床プレシジョンメディシン研究会セミナー」が開催され、当施設所長の島袋 誠守 医師がパネリストとして登壇しました。 本セミナーでは、がんゲノム医療とプレシジョンメディシンの現状と課題について議論され、座長は田口 淳一 医師(東京ミッドタウンクリニック 総院長)が務めました。内容は以下のとおりです。 特別講演
パネルディスカッションプレシジョンメディシンを適切なタイミングで患者さんに届けるためには~社会変革の必要性
パネリスト:
島袋 誠守 所長 島袋所長がはじめに、先端医療研究所で2017年から導入している血液から遺伝子解析が行える検査「リキッドバイオプシー」の実績を基に、がん治療における遺伝子解析の重要性を紹介。 症例報告では、複数回にわたる遺伝子検査により耐性遺伝子を特定し、その時々に検出された遺伝子変異に応じて分子標的薬や放射線治療を組み合わせた治療を実施。これにより、患者の生活の質(QOL)を長期間にわたり維持できた事例を紹介しました。 パネルディスカッションでは、プレシジョンメディシンの普及と課題について議論しました。島袋所長はリキッドバイオプシーの有用性について触れ、複数回の検査を実施することで得られる情報の重要性を、改めて強調しました。 会場の様子 今回のセミナーを通じて、プレシジョンメディシンの可能性と課題が共有されました。
・一般社団法人日本臨床プレシジョンメディシン研究会 |
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