樹状細胞ワクチン療法で標準治療との相乗効果を狙う
肝臓がんの治療では、手術、経皮的局所療法(エタノール注入療法やラジオ波焼灼療法など)、肝動脈塞栓療法などが中心となっておこなわれます。
肝機能が良好な患者様には、手術が第一選択肢として考えられます。内科的な局所療法には、エタノール注入療法、ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓術などが選択肢として考えられます。エタノール注入療法は、針からエタノールを病変に注入し、がん細胞を攻撃する方法です。ラジオ波焼灼療法では、針を病変に刺して高熱を出して、がん細胞を壊死させる方法です。肝動脈塞栓術は肝臓の動脈に薬剤を注入して動脈を塞ぎ、がん細胞への血流を止めて死滅させる治療法です。
肝臓がんは手術などを行っても再発しやすく、化学療法などを使って再発を予防させることも重要になってきます。
当施設で行っている樹状細胞ワクチン療法では、標準治療(手術・放射線治療・化学療法)と組み合わせることで、 相乗効果が期待でき、副作用を抑えて治療することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。
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