脳腫瘍に対して、標準治療と樹状細胞ワクチン療法を組み合わせた治療をご提案
脳腫瘍の治療は手術が基本ですが、病巣の位置などによって手術の形式が異なります。脳のほかの部位にダメージを与えにくい位置に病巣がある場合は、患部をすべて摘出します。腫瘍の位置によっては、ほとんどほかの組織を傷つけずに摘出することができます。一方、手術によって脳の他の部位を傷つけ、部分マヒや感覚異常、脱力、知的障害を生じる可能性がある場合はそうはできません。手術で可能な限り腫瘍を小さくしたうえで、放射線療法や化学療法などを行います。脳へ転移したがんの治療方法は、がんへ直接放射線を照射する方法が選ばれます。また、放射線手術(1回で大量の放射線を正確に照射する方法)や、腫瘍に放射性物質を埋めこむ方法などの試験的治療も行われています。
当施設で行っている樹状細胞ワクチン療法では、標準治療(手術・放射線治療・化学療法)と組み合わせることで、 相乗効果が期待でき、副作用を抑えて治療することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。
Copyrihgt(c)2012 Center for Advanced Medical Science and Technology